屋内で使用するのぼり旗の選び方

効果的な宣伝をして集客効果を高めたいと思った時に役に立つ
アイテムと言えばのぼり旗ですが、選ぶ時には色々と押さえて
おいた方が良いポイントがあるものです。

デザインにこだわることはもちろんですが、どこで使用するか
によっても、選び方が変わってくるものです。

デザイン
例えば、屋外で使用する場合には、風が強くて倒れる恐れが
ありますから、安定感のある注水台を選んだ方が良いです。

一方、屋内で使用する場合であれば、風雨にさらされるような
ことはありませんから、そこまで安定感にこだわる
必要はありません。

なお、屋内の場合には別の部分を気にする必要があります。

色々と商品が並べてあったり、棚や椅子が置いてある中で
のぼり旗を設置するとなると、あまり大きなサイズを選択
してしまうと邪魔になってしまいます。

ですから、お店の規模に合わせて選ぶようにすると良いでしょう。

幸い、のぼり旗にはスリムなタイプも存在しますし、卓上用の
かなり小さなタイプもありますから、こういったタイプを上手く
活用すると良いでしょう。

活用

歌舞伎で用いられる「勘亭流」書体はなぜ誕生したのか

歌舞伎のしなやかさと舞を連想させる勘亭流の文字は、1779年(安永8)に
御家流書道指南であった岡崎屋勘六が9代目の中村勘三郎に依頼されて
看板を書くときに作り出した書体です。

御家流に浄瑠璃本の文字などを加えるという手法は、鳥居派の絵とも
非常に相性がよく、岡崎屋勘六が俳号「勘亭」を署名したところから
勘亭流と呼ばれるようになったという経緯があります。

ただし中村座正月興行の絵看板に外題揮毫(勘亭流創始)とはなっていますが、
一方でおよそ50年ほど前よりこの書体が見られるとも伝えられています。

しかし時代と共に改良されながら今日まで引き継がれているのは、
勘亭流が肉太で丸みを持ち、内側に向かってはねる形が客席を隙間なく
埋める縁起の良い文字だとされているからに他なりません。

また一般的な書道では重ね書きはタブー視されているのですが、
勘亭流では芝居に来るお客様に見てもらうことにこだわりがあるため
補筆は通常の書き方なのです。